美味しいかも〜ん

関東(西武ライオンズ本拠地)在住の阪神ファンが書いているブログです。
私が近頃行ったお店やホテルの紹介を中心にできるだけ写真をつかいながら紹介していきたいと思ってます。みなさんが行かれるときの参考になれば幸いです。






なべ家に行こう!(2010年6月)
今回もだいぶあいちゃいましたね。
6月も中旬を過ぎ今年もなべ家にいってきました。
お料理の紹介です。
看板は郡上八幡の鮎

前菜は空豆、玉子焼き、蓮根の黒ゴマ和え

豆腐のあんかけ

豆腐椀 早松茸入り
季節外れにみえますがこの季節に採れる松茸があって結構いいんですよ。

こちのお刺身


メインの焼き鮎(反対側のお絞りとかすいません)

五人前お一人様3本でよろしくお願いします。

おっと今日は1本サービス。ラッキーです。キャンセルでもでたかな?

ミニ胡瓜のもろきゅうがついてくるんですけどこれがまた美味しいんですよ。関西に行くと棒にさした胡瓜うってますよね。

ぶっかけ蕎麦
このところ二回連続で薬味の辛味大根が辛くない。ちょっと残念。

煮物椀
煮物は上品さは残しつつもしっかり甘いですよ。

鮎の干物の雑炊


水菓子
メロンは珍しいかな。

冷龍豆腐

こんな感じです。基本ほとんど変わらないですね。
変わるのも困りますが。


書いた人 toracyan | 東京 | comments(34) | trackbacks(1) |



なべ家に行こう!(2010年4月)
もう4月ですね。
2月3月この季節はあまりおもてにでたくないのでご紹介できるお店にもいってなかったので更新できませんでした。
毎年恒例春のねぎまにいってきたのでご紹介。
今年はこんな感じです。
今年は4人で二階の部屋。大漁旗あ飾ってあるお部屋です。


前菜:玉子焼き、筍の木の芽焼きとわらび、ネギぬた(青柳)

いつも通り玉子焼きはきっちり甘く美味しいです。

前菜2:中落ちの漬け

中落ちを醤油漬けにして芥子が添えられています。
中落ちといっても赤身の部分ですね。香りもあって芥子もいい感じで効いていますちょっとしたものですがこういう物がいいですね。

お椀:海苔のお椀(唐辛子)

出汁に唐辛子が入ってちょっとぴりから。なべ家さんでは珍しい味付けです。というより和食のお椀でぴりからはあまり聞かないですね。
しっかりと香りがある美味しい海苔でした。産地は鹿児島の物たそうです。仕入れる業者さんはかわらないけど佐賀海苔から変わったそうです。
だんだんとれなくなるんですね。

お造り:海胆、細魚、小柱

今日の海胆は臭みがなくて美味しかったですね。
毎度これくらいだといいんですが。
関東でそれを言ってもしょうがないかもしれませんが。

辛味そば

辛味大根がちょっと辛くなかったですね。残念。

ねぎま鍋 写真の材料を日本酒で取った出汁で茹で黒胡椒をかけて食べます。

今日の鮪は和歌山沖で捕れたもの見ただけで美味しいですよね。

早めにあげたもの食べてみたんですがこのくらいの厚みがあると中は火が通っていないので硬いし生臭いのがのこりますね。
しっかり火を通して食べたほうが美味しいです。
もったいなのでこれからはしません。

鮪の旨味がでた出汁をご飯にかけていただきます。

時間がなかったので写真撮り忘れましたがデザートは黄金柑と定番冷龍豆腐です。
ビール、日本酒を飲んで一人2万円くらいです。
今年はこんな感じでしたよ。
書いた人 toracyan | 東京 | comments(6) | trackbacks(0) |



オーベルジーヌに行こう!
2009年10月テレビの美味しいお弁当で良く話の出てくるオーベルジーヌのカレー
行ってきました。

まずは行き方から。
丸の内線四谷三丁目駅下車1か3番出口辺りがいいと思います。
出口でて四谷方面に行くとすぐに左にみずほ銀行がみえます。

道路挟んでその向かい側がオーベルジーヌさんです。
一階が中華屋さんの2階にあります。



店の感じはおもいっきり喫茶店です。

この感じだともともと喫茶店やってて出してたカレーが有名になった的なお店かもしれませんね。

メニューはもちろんカレー
ビーフ、ポーク、チキン、チーズ、海老、あさりが1260円
帆立 1365円、シーフードミックス 1575円 
コンビネーション、ドッライカレー、期間限定カレー等があります。

トッピングにはチーズ、うずらの卵、マッシュルームがあります。
これはチーズカレーに入ってる具材ですね。

辛さはお子様、甘口、中辛、辛口の4種類。
中辛を頼みましたがそんなに辛い感じではありませんでした。

噂のチーズカレー中辛とアイスコーヒーを注文

ゴーダチーズを2層に重ねたチーズたっぷりのカレーです。
具材はマッシュルームとうずらの卵。
食べてみるとチーズの甘みが引き立ったカレー。これがランチでお弁当にでたらそれはもうおんのじです。カレーもレトルト感がなくちゃんとしたカレーなんですね。他のも食べて見たいので次もあるなという感じです。

これも噂の付け合せのジャガバタ。ほくっとしたジャガイモまるごと一個です。ただこれが今一どうやって食べるのが正しいのかは説明はありませんでした。カレーに入れて食べるのかそれともジャガバタとして食べるのか個人の自由なんでしょうけど。テーブルに塩コショウありますのでジャガイモにかけてたべるのもよろしいかと思います。

付け合せのポテトサラダ。これは口の中にいれると甘いなと感じるくらい、甘みがしっかり引き立ったポテトサラダです。ジャガバタがあるので同じ感じでもしょうがないからちょっと甘めにしてあるかもしれません。

福神漬け2種とらっきょう オーソドックな付け合せです。

チーズたっぷりのちょっと甘みがある美味しいカレーでした。
今度はビーフあたりでトッピングにチーズ(210円)をしたやつを頼んでみたいと思います。ルーの感じも合格点、ルーの感じからすると野菜カレーも美味しいそうですな。


書いた人 toracyan | 東京 | comments(0) | trackbacks(0) |



なべ家に行こう!(鮎 2009/7初旬)
恒例のなべ家行ってきましたのでお料理のご紹介です。
行き方とかは以前のなべ家をみてください。
昨年の鮎などをみてもらうと食材はほぼ同じで微妙にアレンジされてるのがわかるかも。
郡上八幡 鮎 の看板


突き出し 
左下鯒の山椒の実煮です。薄い醤油味に山椒の実でアクセントつけてます。
梅しぐれ(鰹節、梅肉、海苔)
玉子焼き、枝豆、めざし

ちょっとした突き出しですが5味と旨み、硬い軟らかいといろんな味が味わえます。

お椀(茄子のすり流し)

言われないと茄子とは分かり辛いかも

お造り(鯒、海胆、いり酒で)


焼き物(鮎 1人3匹です)

右の青いのはミニ胡瓜と味噌

頭からがぶりやっぱり美味しい

今年は蓼酢がありました。このほうがいいです。

辛味大根のお蕎麦(混ぜた後なので大根見えません、すんません)


煮物

なべ家の煮物は味付け薄いですね。食べた後にちょっと甘みが強めで軽く甘みが残る感じです。

御飯(鮎の干物雑炊)

生姜の角切りがアクセント

水菓子(佐藤錦、マスカット、玲瓏豆腐)


日本酒、ビール飲みまして1人2万円くらいです。
書いた人 toracyan | 東京 | comments(0) | trackbacks(0) |



なべ家に行こう!(ねぎま2009)
花粉症の季節はあまり出歩かないので久しぶりの更新となりました。
桜の開花が伝えられるこの季節毎年恒例ねぎまの季節先週行ってまいりました。何回もお伝えしてるのでどんなお料理が出たかのご紹介程度に。

4月のねぎまもちょっと風変わり5月の中旬くらいまでやるようになりました。川鱒やめたのと聞いたところこのところ川鱒がとれなくなりねぎまの期間を延長したそうです。マグロもいつ手にはいらなくなるか分かりませんが。旬の食材を使ったねぎま鍋やはり旬の内に食べたいですね。
若布に旬があるのを知ったのはこの鍋のおかげ。

ねぎまの看板とマグロの刺身

お刺身を山葵醤油で食べる普通のことなんですけどなべ家では珍しいことです。
穴子煮・ごぼう、ねぎむた(あさつき)、竹の子と鯛の子の煮付け

竹の子はなべ家さんでは珍しいです。

お刺身(さより、小柱、海胆)を煮きり酒で

醤油でたべるよりも素材の味が分かります。

辛味大根のぶっかけ蕎麦


メインのねぎま鍋


黒胡椒が良いアクセントです。

マグロのエキスの出た汁かけ御飯


ちょっとお酒が余っていたので無理を言って今日出なかった玉子焼きを焼いてもらいました。

焼きたてでとても美味しかったですけど口に含むと酒の風味が立ってきて暴れてる感じでまだ味が落ち着いてないかなと言う感じ、ここの玉子焼きは冷めた時に1番美味しいことを再確認したしだいです。

黄金柑と玲瓏豆腐


この不況で客足はおちてるようなので一度行ってあげてくださいませ。

書いた人 toracyan | 東京 | comments(0) | trackbacks(0) |



味吉兆にクリスマス懐石を食べに行こう!
クリスマス近辺の三日間立川の味吉兆さんではクリスマス懐石がメニューに入ります。
これが結構まいどいいとこどりで楽しみにしています。
今年も行ってきたのでお料理の紹介なんぞを。
という言っても来年まで食べれないし来年は来年でメニーはかわるでしょうけど。でも料理自体はそんなに特別ではないので通常メニューで出てくるものはあると思います。

膳菜
胡麻豆腐ふかひれあんかけ

いつも膳菜ででる胡麻豆腐だけよりはやや胡麻豆腐の味は隠れる感じでしょうか。

フォアグラゼリー

定番の膳菜ですね。今回味付けが濃かったように思ったのですが自分の体調のせいかもしれません。

蟹黄味酢和え


この料理結構好きですね。蟹と酢なんですけどね。ちょっと今回は酢が強めかな。でも美味しいことに変わりなし。

お椀:丸雪降椀

しっかりすっぽんの出しだでていますよ。

造里:ふぐの焼霜造り まぐろ


箸休:冬野菜の白和え(ちしゃとうの味噌漬け、京人参、柿、大徳寺麩)

ちしゃの味噌漬けのしょっぱさとこりこりしゃきしゃきの食感と柿の軽い甘さがいい感じです。もちろん白和えの部分はしっかりしているから美味しいんですけど。この白和えかなり美味しいですよ。

焼物:合鴨のロースト ポテトテンプラ

マスタードソースがかかっています。ローストは柔らかく仕上がってます。
ポテトは微妙な食感で表現が難しいですね湿気たポテトフライ、もちのような食感とでも言うですかね。

蒸物:信州蒸し

茶蕎麦をサーモンで巻いて蕎麦の実入りの餡がかかっています。
蕎麦の味がとてもしっかりしています。いままでで食べた変り蕎麦の中でも一番かもしれません。特別に仕入れたものだそうです。ここまでくるとサーモンはいらないかな蕎麦に蕎麦の実餡かけてくれれるだけで十分な感じもするくらいです。難を言えば蕎麦が軟らかくなりすぎかな。蒸し時間分軟らかくなっている感はあります。もう少し食感が残っている方が好きですね。

酢の物:あわびと若布

基本これと白子御飯はメニューにはいっているから行った様な物。
何しろここの蒸しあわびの軟らかさと食感美味しいんだな。
一度食べてみてください。でもこれから季節じゃないかなメニューにないかも。

炊合:大根とかきの田楽、春菊

かきはえぐみがなく美味しくいただきました。

御飯:ふぐ白子ごはん


大胆に二腹白子がのってちょっとしょっぱ目の餡がかかっています。
餡の感じは中華丼の餡をイメージしてもらうと良いかもです。
ふぐの白子はやっぱり美味しいですね。

水菓子:苺のアイス、オレンジのシャーベット、苺
    スポンジケーキチョコソースかけ


そんな感じでいろいろ書きましたけど基本すべてとても美味しいんですよ。
初めてたべたらどれもびっくりするような感じのものです。

それでは良いお年を。
書いた人 toracyan | 東京 | comments(1) | trackbacks(0) |



万惣にホットケーキを食べに行こう!
昔小さい頃おやつに作るホットケーキ。
ホットケーキミックスと言う粉を買って作る。
ほとんど膨らんだことはないが美味しいものだった。
ほとんどの喫茶店にあった気がする。
そのうちパンケーキなるものが出現しホットケーキは廃れていった。
でも私はメイプルシロップのかかったホットケーキが好きだ。
今でも不二家の前を通るとディスプレイを見つめてしまう。
ということで今回は現在に残るホットケーキの名店をご紹介。
一年に1回は食べたい一品。
万惣のフルーツのホットケーキ(メイプルシロップじゃないんですけどね)

まずは恒例生きかたから。地下鉄の淡路町かJR秋葉原か神田どこからでもさほど変わりはないですね。
万惣さんは須田町の交差点にありますのでそこを目指せば付きます。
神田からだと秋葉方面に北へ。秋葉原からだと万世橋方面にでて南へ。

一番近い淡路町からはA1出口に向かいます。
出口をのぼる階段のところに万惣の広告があるから分かりやすい。

出口をでるとampmが見えるのでそちらの方向へ。吉野家がその先にあります。歩くこと約2分で須田町の交差点にでます。

ここで下みてると分かりにくいかも。上を見るとビルの屋上に万惣の大きな看板が見えます。


1階はこんな感じ秋葉原からくると1階はオフィスデポさんが見えます。
淡路町からくると万惣さんが見えます。


1階は本業果物屋さん、2階はフルーツパーラー喫茶、3階お食事
ホットケーキは2階と3階で食べられます。
ということで2階の窓際の席へ

普通のホットケーキももちろん美味しいですがもっとお勧めががフルーツのホットケーキ(900円)です。早速フルーツのホットケーキセット(1350円)を注文。左がバター。右がバニラ風味のアングレーズソースです。

アングレーズソースとはカスタードソースとほぼかわりません。材料にバターと薄力粉を使わない分若干液状のあっさりした感じのソースです。

フルーツのホットケーキセット(ホットコーヒーで)


ホットケーキにフルーツ入り生クリームが付いてきます。

フルーツは季節によって変わりますがバナナは必ず入っています。
今回はキウイとパイナップルとフランボアーズのソースがかかっています
ホットケーキはふっくら焼きあがりはじっこはかりっと感もあります。
今回はちょっとふくらみがたりないかな。やや黒め。

アングレーズソースをたっぷりかけていただきます。

ふっくらホットケーキとソース、バナナの入った生クリームを一緒に口の中に入れるとなんともいえないハーモニー。こいつは出来ると言う感じです。
一度食べればはまると思いますよ。

今回フランボアーズソースとキウイ、パイナップルが入っていたんですが私が思うにはちょっと酸味は邪魔かなと思います。極論言うとばななだけで十分でかけるにしてもチョコレートあたりの方がいいかなと思いますがどんなもんでしょうかね。

美味しいことは確かなんで秋葉原あたりにこられた時はよってみては。
そうそう日曜祝日休みなのでご注意を。
書いた人 toracyan | 東京 | comments(0) | trackbacks(1) |



なべ家にいこう!(鮎)
先週末なべ家に鮎を食べにいってまいりました。
若干一名から報告するようきつく言われておりますので早速ご報告。

行き方は何回か書いたので省略したいところなのですが、季節がらまだ明るく、道が分かり易い写真が取れたのでしつこく行き方から。

山の手線の内側方向の出口(南口????)にでて左をみると吉野家が見えます。


その先セブンイレブンとひょうたん島と言うパチンコ屋の間の道を入ります。



道が二股に分かれますので右(太いほう)に行きます。



すぐ右に路地がありますので。そこを入って左側がなべ家さんです。



いつもの前菜三種に海胆と海草の酢の物

 海胆はいいものだとは分かるのですが私には生臭くてあまり好きではありません。ちょっとでも臭みがあるとだめなもので。関東では私が美味しい思える海胆に出会うのは大変です。よって自分からはたのみません。特に回るお寿司屋さんでは手を出したことがありません。
 海胆と言えば東北の八戸近辺で売っているいちご煮の缶詰が美味しかったですよ。東北に行った時のお土産にいかがでしょう。

銀杏の赤ちゃん
お椀の上にあるのは完熟前の銀杏です。これが意外と美味しいんですよ。食感はとてもソフトさくっと崩れます。味は枝豆にちょっと青くささがある感じ。


豆腐とじゅんさいのお椀
豆腐は賽の目に切った豆腐を篩いにかけて角をとって丸くしたものだそうです。手間かかってます。豆腐一個一個に味がしっかりあります。


鯒の刺身


鮎塩焼き
さー鮎が焼きあがりました。
 食優先です化粧塩はありません。その代わりしっかり焼き上げて頭からがぶりといただきます。
 先日京都の方のTV局の番組で女性レポーターが頭から食べていたのを司会のアナウンサーがはしたないお腹の部分から食べるんだよと注意していましたが、レポートした子はお店の人に頭からどうぞと言われたんだよと言いたげな顔をしておりました。骨を抜くとか腹から食べるのは頭を残すこと前提の食べ方全部食べるのにお腹から食べたら前後が残ってそれこそみっともないし食べづらい、こう言う鮎を食べたことがないんだなと思う今日この頃でした。

まずは小ぶりの鮎一人二匹

大きめの鮎二匹


大きさの違い分かります?

 去年辺りから蓼酢がついてこなくなりました。塩加減も減塩気味です。
それはこれで美味しいのですが四匹も食べると若干ぱさつき感も出てくるので特に大きいほうになると、味も含めて加減できるので蓼酢はあったほうがいいかなという感じです。使う使わないは客の自由だと思うので。
 蓼酢でなく新しい味でもいいですけどね。黒胡椒、柑橘果汁なんかはどうなんだろう。それ自体に臭いがあるのは良くないかもしれせんが。

恒例、辛味大根の蕎麦


煮物椀


一夜干しの鮎雑炊

生姜の角切りと出汁でいただきます。あれ?黒胡椒の砕いたのがない今回はヘルシー路線ですかな。

さくらんぼとマスカット        玲瓏豆腐


そんなこんなでビール日本酒いただいて一人二万円です。

Tさんこれでよろしざんすか。

次回予告
草喰と摘み草7月初旬 で予定しとります。






書いた人 toracyan | 東京 | comments(0) | trackbacks(0) |



新装鳥榮に行こう!
 3月くらいからお休みして改装していた鳥榮さんが10月中旬新装開店。早速行ってみました。(2007年10月末)
 当日は生憎の季節外れの台風接近。
 雨に煙る新装鳥榮です。新材の白さが目立ちますちょっとしたリホームって感じですね。


 玄関を入ると真新しい階段が。トイレが一階から2階の階段をあがった右手に変更になりました。

 廊下も新しいです。色のバランスは悪いですけどね。表面からは分かりませんが寄りかかっても破れないように障子も板に紙を貼ったものに変えたそうです。


 畳も新品。部屋の基本は変わりません。

 無線の呼び鈴。電化製品が入っちゃいました。

  
 お食事パターンは今まで通りです。
 正肉(量は5人前です)


 焼き豆腐と長ネギ

 
 大根卸しに醤油をかけて。突き出しは葉唐辛子?。


 鍋を食べ終わったら残ったスープをお塩を足していただきます。


 鶏のたたきをつくねにしていただきます。



 ここでも残ったスープをお塩でいただきます。つくねのタマゴが浮いています。軽い玉子スープです。


 美味しい御飯とお漬物。残ったおろし醤油とスープをかけてさらっとね。



 味は以前と変わりません。ちょっと便利になってのオープンでした。
書いた人 toracyan | 東京 | comments(1) | trackbacks(0) |



なべ家に行こう!(2007.9.末)
ちょっと古くなりましたがなべ家情報を。
9月末落ち鮎と松茸の時に行ってきました。
恒例行き方から。
大塚駅前でパチンコ屋&バッティングセンターのひょうたん島を探しましょうそこの横の道を入ります。


三業地入り口の看板がお出迎え。


セブンイレブンができておりました。


すぐに道が二股に分かれます。


右に行くとすぐ右手に路地があります。
右はラブホ、左はなべ家です。




その時の料理が掲示されます。9月下旬から10月が落ち鮎と松茸です。

店内は一階一部屋(掘り炬燵式)、2階三部屋(大部屋、小部屋、4人掛けテーブルの小部屋)です。カウンターとかはありません。
本日は一番広い大部屋です。


突き出し三品です。(玉子焼き、貝柱と三つ葉のおひたし、めざし)


蛤椀(冬の蓬莱鍋なんかにも使われる大振りの蛤、素朴なんだけど美味しい味です。なべ家はそんな料理が多いです。素材重視でも必要な手間はかかっていますよ)


鯖刺身(薬味の和からしが良く合います。鯖はここのが美味しいですね。)


松茸付け焼き(約三人前です。付けだれに漬けて焼いています。)
なべ家で使う松茸は長野産松茸です。丹波さんとかよりも安いということで、名よりも実をと言う感じです。


落ち鮎含め日本酒が合います。松緑と黄ぶなの2種類です。
ちなみにビールはキリン、サッポロ、アサヒあります。私が頼むのは黒ラベルばっかりですけどね。


そば(神田松屋から仕入れているそばです。辛味大根のおろしが乗っています)



鮎の甘露煮(崩れる寸前まで軟らかく煮込まれています。)
今回はいつもと時期が遅く行ったせいかかなり大振りの鮎でした。
美味しいのは当然なんですが他の年との比較論で言うと私にはちょっと大味だったかな。


松茸茶漬け(出汁でいただきます。さっぱりさらっとした感じです。黒胡椒が効いています)


水菓子(ぶどう)


玲瓏豆腐(定番です。寒天、豆腐、黒蜜シンプルですがとても美味しいのです。デパ地下にあれば行列できそうですがね。)


もう時期がすぎてしまったので来年にならなければたべれないのですが。落ち鮎と松茸でした。







書いた人 toracyan | 東京 | comments(0) | trackbacks(0) |



尾花に行こう!
 夏です鰻です。私が鰻を食べに行くときは尾花に良く行きます。
 野田岩の白焼きも美味しいですが一人でぶらっと行くには尾花が一番。
 鰻の出る前のおつまみも美味しいですから鰻屋特有の暇つぶしの必要がありません。鰻出る前に満腹です。ちゃぶ台でビールを飲みながらうざくと鯉の洗いで一杯はとても幸せなひと時です。
 予約は受けませんので長い列に並ぶ必要がありますがそれも要領しだいで何とかなります。今回も並んではいません。
 開店15分前に行くとか、平日の昼休み開けの4時くらい行く(今回はこのパターン)とかです。ちなみに土日はお昼から閉店まで通しでやりますのでこの手は使えません。一番待たないのは開店ちょっと前に行くのが確実でしょう。お彼岸の時は近くの回向院に来た人たちが来ますので行かないのが懸命です半端ない人がならんでいます。普通に並べば1時間は確実に待つことになりまかね。並ぶ価値は十分ありますよ。

 まずはお店の行き方から。最寄駅はJR常磐線の南千住駅(地下鉄もあり)です都内から行く南千住の駅をでて(出口は一つ)上野方面に線路沿いを戻る感じです。5分程度で着きます。電車からも見えます。

 南千住駅前再開発の様で現在駅前空き地になっています。前は鯛焼き屋さんがあったんですが。どのようになるか楽しみです。

右の写真左奥み見えるのが回向院です。

回向院と線路(高架)の間を入ります。電柱には尾花の案内看板がついています。


コインパーキングの奥が尾花です。


 尾花の大きな暖簾がお出迎えです。
 2007年7月10日4時20分お店の前に列はありませんでした。
 中には10人くらいのお客さんがいました。

 お店は45人位入れますが残念ながら満席になるとお店の前に並ぶことになります。大きな暖簾の前から写真のところを回って最悪お店の門の外にまで並ぶことになります。


 お店の中はこんな感じ大広間にちゃぶ台がいっぱい。人数に応じてちゃぶ台をくっつけて対応して行きます。



 並んでなければ45分表で列に並んでるときに鰻の注文をしたときでも30分は席についてからまちますのでここは当然ビールで一杯となります。
おつまみは柳川鍋、うざく(鰻と胡瓜の酢の物)、うまき(鰻蒲焼入り玉子焼き)、鯉の洗い、鯉こく、焼き鳥、お新香、季節メニューで茶碗蒸し、枝豆、空豆なんかがあります。
 私が通常頼むのはうざくと鯉の洗いあと枝豆という感じです。ビールメーカーは選べますので(アサヒ、キリン、サッポロ)注文時に言いましょう。

うざく(1200円ちょっと甘めのたれです。うざくの中では一番だと思うております。とても好きです)


鯉の洗い(900円 酢味噌で食べます。臭みはまったくなく鯉の苦手のかたもいけるとおもいます。骨っぽい固めの独特の食感があります。)


焼き鳥(900円 肉がとても厚いです)

お新香(550円 上にかかってる化学調味料は要らないのではとは思いますが。なくても十分美味しいと思うのですが残念ながらかかっています。)
 おつまみはすぐでてきます。ちなみに枝豆はゆでたてが来ますのでおつまみとしては一番最後にでてくることになります。その分美味しいですよ。初めての場合うまきを頼むのもいいでしょう。

 なんだかやこの辺を食べているとあっと言う間に40分くらいは経ちます。結構お腹もいっぱいになってきたところで鰻の登場となります。
 鰻のメニューは大串 中串 いかだ(すべて時価、ないときもあります)や蒲焼、うな重、白焼きなどがあります。鰻が苦手な方にはきじ丼もあります。
 鰻系の注文は追加が効きませんので最初に良く考えて頼みましょう。うな重は2500円 3000円 3500円の三種類(きも吸いは300円で別注です)、私はいつも2500円のものを頼みます。十分です。3000円のやつは丸い塗り物の丼ででてきます。かなりのボリュームなのでご注意を、得におつまみビールを飲んでいるとヘビーかもしれません。2500円で十分です。

 とても軟らかく箸をいれると鰻と御飯の境目がわからないくらいの柔らかさです。
 別注きも吸いとお重に付いてくるお新香

 ハー満腹満腹 立つのが辛いです。
 並んで食べる価値は十分あると思います、ぜひ一度行ってみてください。




書いた人 toracyan | 東京 | comments(1) | trackbacks(0) |



第一神宮に行こう!
4月30日第一神宮青山店に行って来ました。
焼肉屋さんではいまのとこ一番好きな店です。
焼肉屋さんぽくない内装。ビールも旨い。もちろんお肉もね。

行き方から
銀座線の外苑駅がもより駅になります。外苑西通り(キラー通り)南青山3丁目交差点を国立競技場方面に少しいったところにあります。

私が良く使うのは千駄ヶ谷の駅。こちらの方が来易いもので。
銀座線に乗り換えるのが結構大変なんですよね。
千駄ヶ谷の駅は出口が一箇所しかないので待ち合わせにも便利ですよ。
千駄ヶ谷の駅からは東京体育館の横を抜けて国立競技場の方に出て外苑西通りを青山3丁目方面に向かいます。何しろまっすぐ歩き続けキラー通り(仙寿院の交差点から南青山3丁目交差点あたりの外苑西通りをこう呼ぶらしいです。)に入り坂を上り。左に曲がった先、ENEOSのガソリンスタンドのちょっと先にお店があります。意外と見落としがちなのでガソリンスタンドを越えたら道の左側にご注意を。千駄ヶ谷から徒歩20分弱かかります。結構食前の運動になりますよ。

一軒家です。2階建てなので席数はそれなりにあります。

フロアーの店員さんは外国人(韓国の方?)の方が多いようです。
ちょとかたことの日本語です。

まずは生ビール(450円)。ここのビールはとても美味しいです。

ワインの種類も豊富です。今回のものは軽めですがしっかり味のあるさらっとした飲み口のワイン(3,800円)でした。

このお店の魅力でもありますが前菜も美味しいです。焼く前にお腹いっぱいになってしまいます。
焼き海苔

キムチ盛り合わせ(最初甘く後からじわっと辛さがくる感じです。焼肉の美味しい店はキムチも美味しいです)

ユッケ(甘く、林檎と胡瓜と一緒に食べると最高です)

前に読んだ本によるともともと韓国に自生していたのが梨でその後伝わったのが林檎ということで韓国料理のくだものはこの辺が使われているそうです。

ミノ刺し(レバ刺しは今回品切れ中これも旨いんだけどね。味付けは今回塩と山葵にしました。味付けは味噌、醤油、塩等から選べます)


牛刺(前菜でこれ一番好きです。凍ったところをスライスして卸しニンニク醤油でいただきます。最初は脂が固まっているのでねっとりした感じですが室温でだんだん脂が溶けてきて軟らかくなってきます。この辺の時間変化も食べる楽しみです。脂が重いようならレモンを絞ってたべましょう。)


牛たたき


やっと焼き物です。
炭火がテーブルにセッティングされます。
前菜とか食べるときは焼き物は頼まずにしとくと熱くなくていいですよ。

上ミノ(味は辛子味噌にしました。薄切りもできます。写真は薄切りです。)

特選タン塩(一人前2、000円*2)

これからのお肉もそうですが。美味しい脂の味がします。
安いところは安い脂の味がします。

ロース(1人前1,200円*2)&s写真左上側カルビ(1人前1,200円*2)

このお店で一番安いクラスの肉ですがそれなりに美味しいですよ。
ロースには肉の食感があります。肉の食感がある??特選になるととろっと溶ける感じのお肉になってしまうので食感はなくなります。

特選塩カルビ(一人前2、800円*2)

山葵醤油で食べます。脂は多いですが山葵醤油でさっぱりいただけます。

写真上特選リブロース(一人前2、900円*2)&特選カルビ(一人前2、800円*2)

特選カルビは美味しい脂の塊、ぷにっとした食感とともの口の中に消えて行きます。
特選リブロースはチョット大きめに薄くスライスされています。口の中にいれると脂のところからにくがほぐれて崩れて行きます。来て良かったと思う瞬間です。お肉の中では特選リブロースが一番好きです。
付け合せのエリンギ、松茸のような味で美味しかったですよ。

特選のお肉は他に特選ロースがあります(たしか一枚6、300円位です。)。
これは早い話ステーキですね。

ニンニク焼きを忘れてたので追加。いつも特選ロースに付いて来るので忘れてました。

アルミホイルの中でニンニクを油で焼く(揚げる)感じです。
とても焼き方が難しいです。早すぎるとニンニクの苦味があります。焼き過ぎると焦げ臭くて美味しくありません。丁度良いとほっくりと苦味もなくとても美味しくいただけます。小さいのをつまみなら焼き加減をはんだんしましょう。結構焼くには時間がかかりますので早めに頼むのが正解です。

最後お食事です。写真は冷麺1/4,1/2サイズです。

他に御飯ものもクッパビビンバなどいろいろあります。
御飯物は1/2サイズすべてあります。この辺にくるとお腹いっぱいと言う感じなのでありがたいです。冷麺は1/4サイズもあります。

最後サービスデザートです。
抹茶アイスとパイナップルのヨーグルト掛け

結構美味しいパイナップルでした。

お会計の際にはお約束のガムをもらいます。
神宮の夜風に当たりながらかえります。
書いた人 toracyan | 東京 | comments(0) | trackbacks(0) |



味吉兆に行こう!(2007/4/22)
今回は味吉兆さんのお料理の紹介です。
5月17日まで食べられるお料理です。
コースは嵯峨(15750円)です。

膳 菜 鰹胡麻だれ掛け、オニオンスライス
    本来は生湯葉と生雲丹旨だしジュレ掛けなのですが雲丹が苦手な
方がいたので変えてもらいました)




お 椀 あわび沢煮椀(吉兆の鮑はいつもとても軟らかく美味しいです。沢煮椀ということで鮑も短冊に切られてしまうかと思いましたがスライスで出てきました。この方がいいですね。)


お造り お任せ四種(鯛、烏賊、甘海老、鮪)
    盛り付けは菖蒲園という感じですかね。
    吉兆のお造りの盛り付けは工夫があります。


箸 休 ちまき寿司


焼 物 稚鮎焼き揚げ(今回はちょっと塩がききすぎてたかな。この季節に    は鮑とともに食べたくなる一品です


焚 合 茄子焚き合わせ(茄子、ほうれん草、南瓜)
    やや甘い煮汁で焚いてあります。


酢 物 順才酢


御 飯 豆御飯、ローストビーフ、赤だし
    お替りにもロースビーフ付いてきましたよ。この辺は流石です。


果 物 季節の果物(苺、ブランマンジェ、ピンクグレープフルーツのシャ    ーベット)


お菓子 抹茶

書いた人 toracyan | 東京 | comments(0) | trackbacks(0) |



なべ家に行こう!(ねぎま)
 なべ家は4月はねぎまの月です。
 3月末でもねぎま受けてくれますが基本4月です。
 ねぎまの時期のコース内容をご紹介します。
 2006年と2007年の3月末に行った時のものです。
 今年はカメラ持って行くの忘れたため携帯で撮ったものなので写真ちょっといまいちなんですがご容赦ください。
 料金は20000円〜21000円くらいですかね。ビール、日本酒等そこそこ飲みます。
 2006年の料理です。
 突き出し3種(玉子焼き、めざし、ねぎぬた)

 
 のりのお椀


 お造り(細魚、小柱)

 
 鮪の付け焼き

 
 辛味大根そば

 
 めぎま鍋(具材:若布、三つ葉、独活、長葱、鮪 薬味:黒胡椒)



 みかん(袋入りみかん)


 みかん(袋とりました)玲瓏豆腐


 2007年のメニューです
 突き出し3種(鮪ねぎぬた、玉子焼き、めざし)



 豆腐椀(豆腐を小さい賽の目に切ってあります。つるっとしてます)


 お造り(細魚、鯛)
 もちろんいり酒でいただきます。鯛は天然で味がありました。


 辛味大根のそば
 
 鮪の付け焼き、空豆

 
 ねぎま鍋


 御飯、ねぎ間の残った汁を御飯にかけて黒胡椒を振って。鮪の旨味がスープに出ています。さっぱりさらさらという感じです。


 苺、玲瓏豆腐
書いた人 toracyan | 東京 | comments(0) | trackbacks(1) |



浅草 三浦屋に行こう
この季節一年に一回は行っときたい。(2007/02/04)
浅草 三浦屋さんに行って来ました。

 河豚にしてはお安くお腹いっぱい食べられるし、白子もあるしビールも美味しいと言う事で行かない訳にはいきません。
 ちなみに御一人様でも行けますよ。お店のHPにも書いてあります。(HPにある写真です)

 料金とかは詳細はHPで確認してください。
 浅草 三浦屋 でヒットすると思います。

 付け出し(蒸し雲丹) 

 ふぐ霜降り(酢味噌でいただきます)
 ほっけの文化干しもいただきました(気がついたときには食べかけになっていたので写真はありません。お味噌が薬味についてます)

 三浦屋のネーム入りグラスで出される生ビール中、生大もネーム入りです。最初は大でもいいかも、グラスの重みがいいんですよ。

 
 盛り合わせさしみ最上盛り 二切れづつ盛ってあります。
 結構お安めで美味しい刺身が食べられます。
 子持ち昆布も美味しいですよ(よく付き出しにでますけど)


 問題の河豚のほうですが。
 ふぐちり 二人前です(1575円*2)
 こちらは最後の雑炊用の出しとりを兼ねてお腹いっぱいにするためにも注文します。


 とらふぐちり一人前(6300円)と最上とらふぐちり(8400円)一人前を盛り付けたものです。最上の方が食べる身が多いです。一匹で言えば真ん中の部分が最上の方に出てくるという感じで考えてもらえばいいですかね。

 ふぐちりととらふぐちりの違いはとらふぐの方が茹でても固くならずにしっとり感が残るような感じです。身の縮みも少ないかな。

 一番の目標ふぐ白子です。
 写真は二人前(2100円*2)です。
 高いとお思いでしょうがこれでもふぐ白子としてはお安い方だと思います。そうですふぐの白子はとても高いのですそしてとても美味しいのです。
 たまに初めて河豚食べた人が「言うほど美味しくなかった。なんであんなにありがたがるんだろう」なんてことを聞いたりします。だいたい白身の魚を食べて鯛と平目の違い分かります。白身はよほど食べ練れない限りそんなに美味さが理解できるものではないと思います。ふぐ刺しも何回か食べるにつれて美味しさが分かってくるものじゃないでしょうか。と言う事で初めての人には白子を食べさせちゃえばいいんです。そうすれば満足してもらえるんじゃないでしょうか。ただ白子は嫌いな人は見た目だけでだめなかたがいることも事実ですが。

 三浦屋さんは白子は加熱してでてこないので自分で鍋に入れて食べます。
 貴重なものなので失敗は許されません。
 では注意点をご紹介しましょう
1.加熱しないと生臭い。加熱が少ないと生臭くなります。食べて臭みがあ  るようであれば加熱が少ないのです。
2.加熱のしすぎはいけません。溶けてしまいます。一腹まんまるを調理す  る分には溶けても皮のなかにあるのでまだいいのですが、三浦屋さんは  切り身ですので、そのまま鍋の中に流れ出て出しとなってしまいます。
 とても微妙そうでしょう、そうですとても微妙なんです。ベストタイミングは15秒くらいしかないのではないでしょうか。
 私の食べ方のご紹介です。
 まず白子の大きさを確認しといてなにもない沸騰した状態(だし昆布くらい)で白子を入れます。ここから時間をきっちり計ります、大体三浦屋さんの場合2分15秒が目安となります。この時間の前後15秒くらいが勝負どころとなります。2分15秒であげたらポン酢を少し付けていただきます。三浦屋さんの場合テーブルのお塩よりはポン酢が合います。
 生臭みがあるようなら次の時の時間を増し生臭みはなかったが食感もなかったらちょっと茹で時間を減らしたり、白子の大きさを見ながら次回の茹で時間の調整をしましょう。調整とっても10秒程度の差と思っています。
一回目も美味しかったけど二回目はさらによくなったでしょ。ときめき
 世に鱈の白子もありますがやはり河豚の方が数倍美味しいと思います。河豚の白子は雑味が少ないので白子のみの味が楽しめます。鱈の白子の場合うにょうにょと形状がしているため表面積が多くつまり中身と皮の比率が河豚にくらべ格段に皮の比率が多くなってしまいます。これが雑味が多い原因だと思います。
 美味しく食べられましたか。グッド

 鍋を食べたら次は雑炊の出番です。ふぐちりで出汁もでてますしね。
 春菊は茹で過ぎるとくたっとなるし、鍋に苦味はでるし、緑になるしでいいことありません。うちの場合春菊も別行動でさっと茹でるだけで食べるようにしています。
 御飯(一人前小さめのどんぶり一杯)と卵一個、おしんこ2、おもち2追加しました。これを鍋に入れ雑炊完成です。うどんもありますのでお好みで増水前にいかがでしょう。もちろんうどんで締めてもいいのですけどラーメン

 今回は残った豆腐と白子一欠け入れてみました。

 できあがり 卵を溶いて入れた瞬間に器にとって半熟のところを一杯、食べてる間に余熱で加熱したやつを一杯いただくのが私流です。

 やっぱ河豚はいいやの一瞬です。
 大人3人幼稚園児一人でお支払いは3万3千円くらいでした。河豚としてはとてもお安いと思います。

 この後デザートは梅村でクリームあんみつでもと言うのがいつもの定番です。ガーンなんと梅村日曜はお休みなんとしたことか。
 と言うことで上野アリラン亭でキムチを購入後、巣鴨にでてフレンチパウンドハウスでお茶しました。ここには今のところショートケーキの中で評価一番のショートケーキ ルージュがあります。甘いものがお好きの方は一度お試しあれ。




 


書いた人 toracyan | 東京 | comments(0) | trackbacks(0) |



味吉兆(2007/1/25)
先日1月25日に味吉兆いってきました。
その時のお料理の紹介です。
東山(河豚ベースのコース)8400円+サービス料
と追加で河豚白子焼き、雲丹、八寸をいただきました。
今回雲丹が生臭さがなく良かったです。
このレベルはあまり出会わないので単品追加してしまいました。

今回は手前側(入り口側、窓側でないほう)のフロアです


東山コース
焼き河豚


海老しんじょう

しんじょうを割ると中から海老がごろごろ出てきます。


お造り(河豚、雲丹、まぐろ)


河豚のから揚げ


河豚雑炊


デザート(プリン、イチゴ、バニラアイス)


追加料理
八寸(煮豆、白魚、鯵梅煮、稲荷他)


雲丹


河豚白子焼き
書いた人 toracyan | 東京 | comments(0) | trackbacks(0) |



私の好きなデパート和食店(たん熊北店)
池袋西武にあるたん熊北店池袋店さんのご紹介です。
2006年11月7日の食事内容です。
 たん熊さんには年に3回程度行きます。池袋に出たときはこちらで食事をすることが多いです。池袋、新宿は意外に美味しい店が少ないんですよね。結構食事する場所が限られてしまいます。
 たん熊さんのHPでメニューを確認して今回は蒸し鮑と松茸御飯に惹かれて高尾(13600円+サービス料10%)にしました。高尾は予約が必要な場合もあるようなのでご注意を。メニューには一応予約制とありましたが一人なら用意できると言うことでした。
たん熊さんのHPは下記アドレスです。
http://www5.ocn.ne.jp/~tankuma/

 一人の場合入り口のレジの裏側の席に通されます。この辺りに2人かけのテーブルが置かれています。


 ビールは例によって琥珀の時です。好きなのではなくスーパードライは好きじゃないので琥珀の時を選びます。スーパードライはすっきり味なんでしょうが味がないので。かってに思ってることですがサッポロとかのビールが置いてある店の方が美味しい店が多い気がします。エビスとドライの旗が立っている店があってどっち入るって言ったら エビスの方に入るって感じですかね。

珍味(あん肝ポン酢)


前菜(水菜浸し、サーモン砧巻、生雲丹の軍艦、雷蒟蒻、丸十檸檬煮、新銀杏、串刺し、菊花蕪)


造り(かわはぎ薄造り、肝ポン酢)

肝ポン酢美味しいです。

吸い物(甘鯛と天蕪のちり蒸し、松茸、三つ葉、合わせポン酢)


焼肴(まながつお味噌漬け、揚げ海老芋、紅白膾)


炊合せ(鴨饅頭、蕪おろし餡、山菜)


酢の物(蒸し鮑、九条葱の塩茹で)

軟らかく、軽く酢の利いています。鮑はこの食べ方がよいですね。ちなみに吉兆の蒸し鮑も美味しいですよ。そうそう鮑と言えば夏場の天茂(日本橋)で出てくる鮑の天婦羅も美味しいですけどね。

油物(松茸の天婦羅、烏賊と雲丹のかき揚げ)

松茸は油と合いますね。

御飯(釜炊き松茸御飯、漬物、止め椀、赤だし)

お櫃ででてくるので残りはお土産にせいてもらいました。

右上はおからです。御飯のおかずとして良くでてきます。と言うかだいたい付いてくるかな。これ美味しいんですよ。結構これもたん熊さんの楽しみです。御飯のとき赤だしと香の物だけのところが多いのでこう言う一品は結構うれしいですね。

水物(葛きり)、抹茶


書いた人 toracyan | 東京 | - | - |



私の好きなデパート和食店(味吉兆)
立川伊勢丹内にある味吉兆さん2006年11月18日のお料理紹介です。
場所も立川のためか東京吉兆系では一番お安く吉兆の味を楽しめるお店です。

窓側の席です。手前は感じの違うフロアになります。予約すると窓側の席に案内されると思います。個室は2室。


今回は河豚が食べたかったので今回は祇園(膳菜、お椀、ふぐ薄造り、焚き合せ、ふぐ天茶漬け、水菓子)6300円にしました。(サービス料10%が別途かかります)この他に季節の八寸2625円を追加で頼みました。

料理長はお酒も勉強しているようで日本酒のおすすめなんかがあります。
ワイン、焼酎も数種類ありますので好みで選べると思います。
生ビール系は琥珀の時間(ハーフ&ハーフ)とスーパードライ。
瓶ビールは各社あります。(小瓶です)
今回は琥珀の時とお勧めの鰍という日本酒を頼みました。
にごり梅酒も美味しいですよ。


季節の八寸


柿と林檎の黄身酢掛け        サーモンといくら
黄身酢が微妙に美味しかったりするのが吉兆さんです。

膳菜(焼き河豚)
季節の八寸を単品で頼んだので膳菜が重なるので焼き河豚にしてくれたんだと勝手に思っています。細かい気遣いです。普通でも焼き河豚かもしれませんが焼き河豚ならメニューに書いていると思うので、きっと変更してくれたのでしょう。

すだちも絞り易いように端面がV字カットされています。

河豚は特製のたれに漬けてあります。石焼の時にも使う焼き用のたれで軽めの味付けですが美味しいです。煮凝りはとても軟らかかったです。口の中にいれると溶ける感じの食感です。

お椀(海老真丈椀)

海老真丈と言うことで海老はすり身かと思うとごろごろ海老が入っています、贅沢な使い方です。この辺の感覚が吉兆ですね。

お造り(ふぐ薄造り、赤身まぐろ)

今年シーズン初めての河豚でした。

焚き合わせ(焼き大根、蛸、南瓜、青菜)

蛸が軟らかくて美味しいんですよ。地下の売店でも蛸の柔らか煮がうっているのでたまに買って帰ります。地下の売店ではお弁当(2500円位)がお薦めです。

御飯(ふぐ天茶漬け)

祇園選んだのもこのお茶漬けがメニューに入っていたからで。初めて食べましたけど期待通り美味しいものでした。

水菓子(ビランマンジュ?だったかな、柿)


これからも季節季節でご紹介して行くつもりです。

ちなみにHPのアドレスでコースメニューの紹介とか出ています。
たまの外食ちょっと贅沢にいかがでしょうか。
http://www11.ocn.ne.jp/~ajikicho/

うまく表現はできないのですが、普通の和食屋さんて食べ終わった後、口の中に残る感じが同じなんですよね。薄い生臭さみたいな感じなんですが。美味しいお店はそれがないんですよ。あれってなんの感覚なんでしょうかね。



書いた人 toracyan | 東京 | - | - |



私の良く行く都内のデパート和食店
デパートの和食は一人でも気軽に行けしお昼もやっているので都合が良いのでよく行きます。そこで今回は都内デパート(新宿、池袋)の和食メインについて一言。
まずどんな店が入っているでしょうか。
新宿伊勢丹   正月屋吉兆
(伊勢丹さんのメイン和食は吉兆さんですね。私は立川の味吉兆を良く利用しています。
小田急     なだ万賓館
(今回の中では一番安い値段設定だったイメージを持っているお店です。懐石と鮨、天婦羅、鉄板焼きの4コーナーに分かれているのでご注意を)
小田急ハルク  加賀料理 大志満
(加賀料理のお店治部煮が名物料理になります。)
新宿京王    美濃吉
池袋西武    たん熊北店
池袋東武    美濃吉
こんな感じでしょうか。西側ばっかですいません。
あと12月1日にリニューアルオープンする新宿高島屋スクエア。14階に京料理福ろく寿京都岡崎美先(みせん)が入るそうです。美先は美山荘の中東さんプロデュースの店とのこと、ちかじか行かねばなりますまい。なんて思っているいるうちに京都岡崎本店を予約してしまいました。拍手
行ってきたらご報告しますね。

 この中では味、サービス供に抜きん出ているのが正月屋吉兆だと思います。近頃私は立川の味吉兆の方に良く行くのですが、何しろ吉兆がいいかなと言う感じです。デパートの店と言う感じでなめていると美味しい目見ますよ。サービスもしっかりしています。店がデパートの中にあるだけで立派な和食店なんです。その代わりお値段もそこそこかかりますのでなめないように。
 この店には驚きがありました。近頃行き過ぎて感動が少しなくなりぎみですが、松茸のコロッケの美味しさ、今まで食べた赤飯はなんだったの、じゅんさいの質の良さ(美味しんぼで確かじゅんさいの質について話題になった回があったことをおもいだしました)等他の店にはない感動があります。一品一品はもちろん美味しいです、外れはありません。サービスも立派です他ではありえません。フロアー担当一名で2テーブルくらいしか担当していません。おのずと目が行き届きますので料理とかを待たされるとことが他とは格段に少ないです。サービス料を払いたくなるサービスをしてくれます。ぜひ機会があればいってみたらいかがでしょう。正月屋吉兆さんより立川の味吉兆さんの方がお安いメニューがそろっています。HPみればメニューとかも載っていますので参考にしてください。
 次に好きなのが池袋西武のたん熊北店となります。能魚庵たん熊(東京ドームホテル)とは同じたん熊さんのようなのですが、どうも違うようような感じを受けます。なんとなく本家と分家とかいうような何かがあるような感じをやや受けます。能魚庵の方はすっぽん鍋が売りのようです。すっぽん鍋を盛り込んだコースもあります。
 ここも味はしっかりしています。吉兆さんほど感動は少ないですが出てくるものに間違えがありません。サービスは吉兆よりは落ちますがそれでもデパート内のサービスとしては上位になると思います。メニューもHPにて確認して行くことができます。各コース内容が書いてありますのでHPの内容は一番充実しています。
 次回から2回で味吉兆とたん熊北店の料理紹介をしたいと思います。
 それにつけても美先にきたいですね。早くいかねば。でも混んでるかな。
書いた人 toracyan | 東京 | comments(1) | trackbacks(0) |



鳥榮に行こう!
 予約の取り難い店と有名な?鳥榮さんのご紹介です。
 運良く予約が取れましたら楽しみに行きましょう。きっと期待に答えてくれると思います。
 予約は真冬ではなく、夏に近い季節なら取り易いと思います。

 本題の前に私の好きな鍋をご紹介。
 前回紹介のなべ家のねぎま鍋、鳥榮の軍鶏鍋、京都大市のすっぽん鍋この3つが今考える3大鍋でございます。
共通は主役は基本的に一つと言うことです。寄せ鍋なども美味しいですが、いろんな味がまじりあって汁は甘くなるし、これらの鍋に比べるとやはり好みではありません。
 当然すっぽん鍋ならどこでもいいというのではなく大市のが良いんです。他とはすっぽんの味が違いましたし、その雑炊は今まで食べた中で一番の美味しさでした。残念なのは土鍋の保護のためおこげはとってはいけませんときつく注意を受けることです。

 横道にそれすぎました今回は鳥榮のご紹介ですよね。
 それではまずは行き方から。
 地下鉄の湯島の駅の近くです。山手線なら御徒町か上野が最寄り駅となります。なれたら上野から不忍池を周って行けば人込みは避けられます。分かり易いのは御徒町からの方でしょう。
 御徒町の一番上野側の出口から出て松坂屋方面(山手線内側、改札出て左)に行きます。アメ横の入り口のある方です。後はまっすぐ湯島の方へ池之端文化センターを目指してください。鳥榮は池之端文化センターの向かい側にありますので、御徒町から松坂屋前を通り広い道をまっすぐ行くと(約10分)湯島のところの大きな交差点に出ます。そこにある池之端文化センターの案内看板に従って行って下さい。そこが鳥榮です看板からは一分くらいです。
 不忍池方面からの写真です。道を越えて向こう側が池之端文化センターの敷地になります。鳥榮の周りはラブホテルだらけで決していい環境ではありません。なべ家も三業地のため良くありません。周りが変わっていってしまうんですね。なべ家は三業地だからもともとかな。


 小さな暖簾しかかかっていません。予約なしでは入れませんのでご注意を。行けばなんとかなる店ではありません。一日多くて5組までしかとらないはずなので(火鉢の卓が5卓しかないので)一組4人として一日20人くらい、その一人に選ばれたのですから存分に楽しんでください。ちなみに予約は2名以上からとなります。


 お店に入ると二階に案内されます。ちなみに一階は調理場とトイレとなります。二階の部屋数は3室一番大きな部屋は3卓の合席になります。一等席は階段上がったすぐの部屋となります。
今回は狭いほうの個室(夏場等風通しよくする為たまに障子が開いて個室ではなくなりますが)


 外観からも分かるようにエアコンの設置はございません。よって団扇が用意されております。炭火を使いますから真冬でも暖房なしで暖かいです。よって夏場の暑さは気温+遠赤外線ですからそりゃーもう。真夏につれて予約が取り易いのはそう言う訳でして、これも味と思って行って下さい。


 セッティングは畳の上にされています。これは炭火はとても暖かいため火鉢のテーブル(以下卓と呼びます)の上に置いて置くととても熱くなり持てなくなるからです。火傷することも考えられるので決して卓の上に物は置かないことをお勧めします。最初の時は女将さんが注意してくれるはずですが。いきなり床はいやと上に上げないようご注意申し上げます。これも味です。



 右側を見るとスープが入った入れ物とナプキン、爪楊枝、お箸、山椒、醤油、お塩、魔法の液体(中身はお店に聞いてください)が置いてあります。


 席に着くと女将さんがご挨拶炭火を持ってご登場です。卓に炭をセッティングここからは暑さとの戦いとなります。鉄鍋をセットしてスープをそそぎ魔法の液体をいれてスープが沸くのを待ちます。人数が多いとき(6人くらい)の時はその分大き目の鉄鍋になります。
飲み物はビール(サントリー黒ラベル、以前はずっとアサヒでした)と日本酒、ジュースくらいです。ウーロン茶あったかも。緑茶でいくてもありますよ。

 ビールの横にあるボタンこれは各部屋にございます唯一の電化製品、呼び出しブザーでございます。これを押すと調理場の方からブー、確認しますとお返事のブーが聞こえます。しばらくすると女将さんがご登場、飲み物の追加等をお願いしましょう。

 突き出しのお漬物を食べながらスープが沸くまで待つことになります。
以前は品川巻きが3本くらいでておりました。ゆっくりですが微妙な変化はしています。


 頃合いを見計らって女将さんお肉とねぎと豆腐を持って登場です。


 具材はこれだけでございます。女将さんが入れてくれますので、まかせましょう。うちらは勝手にやりますのでこれは私がセットしたものです。


 食べ方は肉に火が通ったら大根おろしに醤油、好みで山椒を振っていただきます。まーなんとシンプルでしょう。自宅でもできそうですね。でもできないんです。

 肉をかみ締めるととても香りが良いんです、臭みなんてありません。あー肉の質がいいんだなと素人にもわかります。ここで美味しいと思えないとこの後はかなりつらい時間を過すやもしれません。今までの感じでは冬の方が肉がジューシーで美味しいとおもいます。冬場は鶏も運動不足で脂肪がたまりますかね。
 正肉もこの後のつくねも追加することはできますので気に入ったら追加しちゃいましょう。今回は正肉を追加しました。もちろん無料ではありませんのであまりに頼みすぎてお帰りのお支払いで一気に冷え込まないよう限度は守りましょう。おろしもなくなる前に頼むのを忘れずに。

 食べ終わる頃に女将さんがお塩が入った蕎麦ちょこを持ってきます。
 これに鍋に残ったスープを入れて飲みます。後の人のことを考えてスープの取りすぎには十分ご注意を喧嘩の元になりかねません。このときスープを追加するのは極力しないようにしましょう味が薄まります。極端に減ってれば別ですが。日本人に生まれたことを感謝する一瞬です。美味しいので横にあるスープを飲んでもみてもそんなに美味しくありませんがっかりするだけです。こんなにエキスがでているんだなと実感はできますが、無理してやる必要もないのではないでしょうか。
 綺麗になくなりました。

 この辺で鳥榮の凄さが実感してきたのではないでしょうか。
 美味いなーと、とっぷりしていると、何やらとんとことんとこ新興宗教の太鼓の様な音が響いています。もしや鳥榮教にでも入信させられるのではと思いつつ。

 飲み終わったら鉄鍋に9分くらいスープを張っときます。
 次はたたき(つくねにする)の登場です。             
 そうです先ほどのとんとこは調理場で鶏肉を2丁包丁でとんとこミンチにしていたんですね、大根おろしといいご苦労様です。

 玉子を溶いて蓮華でまとめてつくね(団子)にして鍋に入れて行きます。もちろん女将さんがやってくれますよ。しかしうちは勝手にやるのでほっとかれます。4、5年前までは名物大女将がご健在ですべての鍋を仕切ってらっしゃいました。その頃はミンチをやや硬めにしてお箸で上手につみれにまとめておられました。うちはそのころより大女将の免許皆伝のためと言うか勝手にやってたので今でも箸でまとめたりしています。お店も気を使ってくれてやや硬めにミンチにしてくれますので出来るの訳ですが、箸でまとめると真ん中に空間が作れるのでふわっとした感じに仕上がります。
 玉子も浮いていい感じです。

 焼き鳥屋で食べていたつくねと鳥榮のつくねあー別物だなって感じです。
正肉も美味かったがつくねはなお美味い。大根おろしに醤油もいい。あっという間にご馳走さまです。

 さて、つくねを食べ終わったら、さー飲まずにはいられないスープの出番。さっきの蕎麦ちょこにお塩を入れてスープをすくいます。
おーーなんとなんとさっきのスープも美味しかったがこれに比べればまだ出来損ない、なんてやつだこいつは。
う・ま・いぞーーー(ミスター味っ子風に)
さーさ、たたきの追加を、しかしこのタイミングではやや遅い、たたき食べる前に追加はしといた方が無難でしょう、なにしろ手でたたくんですから。

 飲み終わったらお約束スープを鍋にはりましょう。
 ここまでで1、2回はスープもお替り必要となります
 御飯とお新香が運ばれてきます。

 残ったおろし醤油と好みでお塩を足してスープをかけてスープ茶漬けにしていただきます。

 これが普通の食べ方ですが、つくねをいくつか残しておいて具にしてたべたりしています。
 実はこの御飯、とても美味しいですよ。私の飲食店で食べる御飯の第一位なんです。一粒一粒存在感があるとても美味しい御飯なんです。こんなところにも隠れた一品がございます。前に聞いた話では新米の季節になると大分から始まって最後は福島のお米になると聞いた事があります。今回はまだ新米ではないそうです。それでも美味かったです。

 美味いもん食べた後はやっぱ緑茶でしょ。懐石とかにいきますと焙じ茶が多いんですよね。私は緑茶がいいなーと思いつつ、夜はふけて行きます。


 だいたい一人8000円から1万円くらいです。追加のお肉と飲み物で変化します。











書いた人 toracyan | 東京 | comments(0) | trackbacks(0) |



なべ家に行こう
今回は東京南大塚にあるなべ家さんに行って参りました。
江戸料理研究家の福田さんがやってらっしゃる江戸前料理のお店です。
じゃどれが江戸前と言われると答えに苦しむところもありますが。
季節によりメニューが変わります。コース料理のみです。
4月ねぎま鍋(なべ家のなべ家たる基本の料理。なんとも美味しい一度食べてみてください。鮪の質が違います)

5月木曽川の川鱒(皮がパリッと焼けて新しい発見。身よりも美味しいくらい)
6月〜9月中旬郡上八幡の鮎(頭からがぶりと行きます。最高の焼き加減です)

8月鮑
9月中旬〜落鮎と松茸
11月〜3月河豚、蓬莱鍋(寄せ鍋)
どれも季節感があり美味しい料理ですが、特に選べと言えばねぎまと焼き鮎は別格に美味しく、次に落ち鮎と松茸という感じでしょうか。焼き加減の妙を味わえるお店です。焼く人が焼けばこんなに美味しいんだと言うのが実感できます。河豚の白子焼きなどは格別ですがお値段も格別かなと言うのもあるので、まずはねぎまか鮎あたりがよろしいかと思います。
じゃ行き方から、山手線大塚駅南口下車すると左のほうにバッティングセンターの看板が見えます。
駅1駅2
そこの脇を中に入ると道が二股に分かれてますので右へ、すぐに路地がありますので、そこに入るとなべ家があります。駅から5分くらいで着きます。
駅3お店
お部屋食のみでカウンター席などはありません。部屋は4部屋(一階に1部屋、二階に3部屋で1部屋はテーブル席です)今回は一階のお部屋です。この部屋は掘り炬燵式になっています。部屋
前菜です。玉子焼き、目刺し、梅しぐれが定番です。ここの玉子焼きは私のお気に入りです。味は甘めに仕上がっています。玉子焼きではここのか弁天山美家古鮨の玉子が私は好きです。
前菜
お椀は豆腐となめこの清まし汁仕立て(ここの出汁も独特の個性があります)
お椀
お造りはしめ鯖 毎度うまいんだ。辛子がポイントです。お造りは青背の魚が多いです。醤油で食べるのは珍しく煮切り酒で出してくることが多いです。ちょっと江戸前料理の片鱗がうかがえます。春あたりにでる鰹もとても美味しい一品です。
お造り
付け焼きにした松茸です。醤油ベースの焼きたれです。香りをという方にはやや物足りないかも。ひとり一本分くらいですかね。
焼き松茸
松茸
ぶっかけ蕎麦 いつの季節でも必ず出るのがこのお蕎麦と玲瓏豆腐です。薬味の辛味大根の辛さがたまりません。お蕎麦は神田まつやさんから仕入れているそうです。料理屋のお蕎麦と侮るなかれ本格的ですよ。
そば
この季節メインの一つ落ち鮎(子持ち)の煮びたしというか甘露煮ですかね。ほろほろに崩れる寸前まで煮込んだ一品です。日本酒がすすみます
落ち鮎
松茸雑炊 この店の特徴として黒胡椒を砕いたものを良く使います。
松茸雑炊
焼き柿とマスカット
玲瓏豆腐(こおりとうふと読みます締めの定番です。寒天と豆腐、黒蜜のさっぱりした感じがとても良く、デパ地下にだしたら行列まちがいなしでは)
水菓子
そんなかんだでビールと日本酒飲みまして一人21000円くらいとなりました。
次回は予約のとれない店鳥榮のご紹介をしましょう。
書いた人 toracyan | 東京 | comments(0) | trackbacks(0) |



SUN MON TUE WED THU FRI SAT
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< July 2025 >>