先週末なべ家に鮎を食べにいってまいりました。
若干一名から報告するようきつく言われておりますので早速ご報告。
行き方は何回か書いたので省略したいところなのですが、季節がらまだ明るく、道が分かり易い写真が取れたのでしつこく行き方から。
山の手線の内側方向の出口(南口????)にでて左をみると吉野家が見えます。
その先セブンイレブンとひょうたん島と言うパチンコ屋の間の道を入ります。
道が二股に分かれますので右(太いほう)に行きます。
すぐ右に路地がありますので。そこを入って左側がなべ家さんです。


いつもの前菜三種に海胆と海草の酢の物


海胆はいいものだとは分かるのですが私には生臭くてあまり好きではありません。ちょっとでも臭みがあるとだめなもので。関東では私が美味しい思える海胆に出会うのは大変です。よって自分からはたのみません。特に回るお寿司屋さんでは手を出したことがありません。
海胆と言えば東北の八戸近辺で売っているいちご煮の缶詰が美味しかったですよ。東北に行った時のお土産にいかがでしょう。
銀杏の赤ちゃん
お椀の上にあるのは完熟前の銀杏です。これが意外と美味しいんですよ。食感はとてもソフトさくっと崩れます。味は枝豆にちょっと青くささがある感じ。
豆腐とじゅんさいのお椀
豆腐は賽の目に切った豆腐を篩いにかけて角をとって丸くしたものだそうです。手間かかってます。豆腐一個一個に味がしっかりあります。
鯒の刺身
鮎塩焼き
さー鮎が焼きあがりました。
食優先です化粧塩はありません。その代わりしっかり焼き上げて頭からがぶりといただきます。
先日京都の方のTV局の番組で女性レポーターが頭から食べていたのを司会のアナウンサーがはしたないお腹の部分から食べるんだよと注意していましたが、レポートした子はお店の人に頭からどうぞと言われたんだよと言いたげな顔をしておりました。骨を抜くとか腹から食べるのは頭を残すこと前提の食べ方全部食べるのにお腹から食べたら前後が残ってそれこそみっともないし食べづらい、こう言う鮎を食べたことがないんだなと思う今日この頃でした。
まずは小ぶりの鮎一人二匹

大きめの鮎二匹
大きさの違い分かります?


去年辺りから蓼酢がついてこなくなりました。塩加減も減塩気味です。
それはこれで美味しいのですが四匹も食べると若干ぱさつき感も出てくるので特に大きいほうになると、味も含めて加減できるので蓼酢はあったほうがいいかなという感じです。使う使わないは客の自由だと思うので。
蓼酢でなく新しい味でもいいですけどね。黒胡椒、柑橘果汁なんかはどうなんだろう。それ自体に臭いがあるのは良くないかもしれせんが。
恒例、辛味大根の蕎麦
煮物椀
一夜干しの鮎雑炊

生姜の角切りと出汁でいただきます。あれ?黒胡椒の砕いたのがない今回はヘルシー路線ですかな。
さくらんぼとマスカット 玲瓏豆腐

そんなこんなでビール日本酒いただいて一人二万円です。
Tさんこれでよろしざんすか。
次回予告
草喰と摘み草7月初旬 で予定しとります。