年明けに美山荘に行って来ましたのでまだ正月の感じが残るこの季節のお料理紹介します。
2時44分鞍馬発予定のバスで1時間大悲山口到着、そこから美山荘の迎えの車で15分4時半頃に美山荘到着。
今年は雪が少ないですね。いつもなら京都バスも峠越えにチェーンを装着するのですが今年はそれもなかったですし。雪期待してるのでちょっと残念ですね。

出迎えはアケビ茶と栃餅の善哉、抹茶です。

そっからお風呂に入って6時半から母屋で夕食。

まだ正月のお飾りがあります。
離れの玄関の番傘この辺がいい感じですよね。


食事の案内になんですけど。母屋のお手洗い杉の葉が入ってます最初見たときはどうしたものかとちと悩みました。使用禁止?なんてね。
今回は母屋のお部屋でのお食事です。
最初は海老芋のあられ揚げ、ねぎヌタ(のびる)です。


あられはぱりぱり、かかってる餡もいい感じです。
ねぎヌタの酢味噌も私にとっては完璧、酢加減がすこぶる私に会います。
前にも書いたかもしれませんがやはり酢の物とかの酢加減とかに店が合うか合わないか決まる決め手になるのかな。この辺の感覚が合えば他の味加減も合うと思うのですがどうでしょう。
白味噌椀(蓬麩)


蓬がとても主張してきます。味付けはやや辛め赤味噌が多目にしてるのかな。
鯉(醤油)と鹿(生姜醤油)のお造り

さっきのねぎヌタの酢味噌が美味しかったので酢味噌もらって鯉の洗いみたくして食べて見ました。もちろんとっても美味しかったですよ。鯉も鹿も醤油味で食べてたのでちょっと感じが変わる感じでよかったです。


ふきのとうの白和え
何しろふきのとうの苦味がしっかりしてます。そして白和えは甘く。ふきのとうが苦い分一体感的なものは若干ありませんが。美味しいことに変わりはないですけどね。
八寸 虎の入れ物この季節限定 美山荘のお節の入れ物ですね。


熊の肉、柚子釜、なます、ゆり根饅頭、子持ち昆布、むかご松風、栃餅あられ揚げ、ミニ蕪(大根かも?)に味噌、川海老唐揚げ、ふきのとうのてんぷら

熊肉は堅めの脂身という感じで肉の味はしっかりとあります。
流石熊肉にも獣感あります。
飯蒸し(くわいと鰻入り。からすみかけ)


香ばしい香りが漂います。中の鰻の蒲焼も主張してきます。
からすみと蕪の淡雪椀


からすみが湯に入り熱が入り味が溶け出してちょっと卵本来の味がとつぶつぶ感がでてきます。
蕪はふわっと仕上がっています。
アマゴ付け焼き、山葵の茎と葉の酢漬け
猪鍋

冬の季節の定番のお鍋ですね。お鍋と言っても大き目のお椀一杯ですが終盤ににでてくるので量的にはかなり堪えますが。
山牛蒡のご飯、香の物


山牛蒡のさくさく感とお揚げの香ばしさのバランスがいいです。
ご飯はちょっと柔らかめの炊き加減です。これは朝ごはん美山荘のご飯全体に言えるかんじですね。お鮨に使うご飯は堅めですけどね。
香の物は美山荘が漬けてるものでかなり酸っぱい感じのものが多いです。
沢庵も古漬けタイプのものです。
酒粕のアイスクリーム イチゴソースかけ
焼きりんご 花背の蜂蜜添え

蜂蜜は生キャラメルのような粘性です。
お部屋に入るとお布団が敷いてあり後は寝るだけ。

翌朝は8時30分朝食
朝の目覚め梅湯

畳のあおさわかりますか?年末に入れ替えたそうです。
へしこ、ふろふき大根、しろなと椎茸の炊いたの


豆腐の味噌汁
しろなと油揚げの炊いたの
油揚げが美味しいですね。この前店聞いたんだけど忘れました今度また聞いときます。


筑前煮
いつもながら野菜が大胆に入ってます。すべてが大きい。
離れに戻って出発の時間まで10時45分くらいまでゆっくりと。


コーヒーを10時くらいに持ってきてくれます。
新年最初のご紹介でした。