美山荘翌日の草喰なかひがしさんのお料理の紹介です。
夜は基本6時スタートお客さんが揃うのを待ちます。八寸の盛り付けを見ながらお茶で待ちます。

八寸
鰯の燻製と年豆、氷魚(ひうお)、竹の子、菜の花からし和え
からすみを酒粕で巻いて蜂蜜を表面に塗って焼いたもの
百合根とかしら芋裏ごしに金時豆と梅肉添え
鹿の醤油漬けと葱の海苔巻き
赤カブ酢漬けで柚子と柿を巻いたもの
ふきのとうの白和え(椎茸、蒟蒻、土筆)
白味噌椀(蕪、とちもち、田芹)
若狭湾の笹鰈焼き柚子味噌、蓮根、こおりもち
食べやすいように骨ははずしてあります。
鯉の細造りを柑橘のジュレと辛味大根で。ひのな、白髪葱、人参、ラディシュ

先ほどの笹鰈の骨煎餅、鯉のうろこを実山椒で炊いたもので(甘露煮風)
黄人参蒸し焼き添え

骨せんべいに甘露煮風うろこ良くあいます。
甘い中に山椒の麻がいい感じです。
自然薯をのりで巻いて山葵醤油で、オランダ辛子

えぐみはないのですがその分味もないかな?
お椀(若狭ぐじを入れた蕪蒸し、蕪、金時人参、壬生菜、椎茸、柚子)

鯖のなれ鮨(5月に漬け込んだもの)と大吟醸酒
大根おろしを寒天にしたものと人参のへたをつぶしてジャムにして酒と味醂で煮たものを添えて

なれ鮨に大吟醸いいですね。そんなに臭くありません。
御飯の煮えばな
猪の味噌汁
猪の脂肉が甘いです。
もろっこ焼き、一休禅師直伝の真珠庵大徳寺納豆添え
鹿とふきのとうの揚げ物、菊芋をすったもの添え


鹿のフライ美味しゅうございます。菊芋のすったものは甘い感じです。
メインディッシュ
しゃくし菜とお揚げさん、ブロッコリー味噌和え


☆しゃくし菜は正式名称雪白体菜(せっぱくたいさい)と言い杓文字に形が似ているのが名前の由来だそうです。
納豆、おこげ

晩白柚(ばんぺいゆ、伊予柑と夏みかんの中間の味)、苺、
酒粕のシャーベット、木苺、金柑を焼いたもの
水出しコーヒー、醍醐、そばの実こんぺい糖
以上です。
美山荘と共通の食材としてはジビエ(鹿肉、猪肉)とからすみ辺りがこの時期の共通の食材という感じでしょうか。